【獣医師監修】犬の口臭が気になる?におい別の原因や簡単な対処法・対策を徹底解説!

2025年10月9日

犬の口臭が気になる場合に知っておきたい原因や対策をご紹介します。 魚臭い、アンモニア臭などにおいから原因を探っていきましょう。
また、口臭予防は普段の生活からできることばかりです。 歯磨きなどや、デンタルケアのできるごはんなどについて解説します。

犬の口臭がひどいのはなぜ?

愛犬の口のにおいがひどい……というような悩みを持つ飼い主もいらっしゃるのではないでしょうか。
犬の口臭がきついと、犬の体調に問題があるのではないかと不安に感じることもあるかもしれません。
口臭の原因には、単純に犬の口腔内が不衛生な状態である場合や、内臓の不調など、病気が関係している可能性があります。
また、普段の食べ物による影響も考えられます。
それぞれの原因に合わせて適切に対処することが重要です。

・1歳〜1歳半のときの体重と比べる

犬の口臭の原因を「におい別」にご紹介します。犬の口臭から感じるにおいの特徴から、原因を探してみてください。

食べかすの臭い
食事の食べかすがそのまま口の中に残っていると、それが口臭の原因になります。
ドッグフードには脂質やタンパク質などが多く含まれており、嗜好性を向上させるためににおいを強くしているものもあります。
また、胃腸で消化不良を引き起こすことによって発生したにおいが胃腸から口まで上がってきて、口臭となっているのかもしれません。

魚臭い・腐敗臭
「ご飯の食べかすなどをエサに、歯周病菌が繁殖し、歯の表面や歯と歯茎の間(歯肉溝)にたまります。
歯肉溝の歯周病菌は卵が腐ったようなにおいを発します。
歯周病まで進行してしまうと、さらに口臭がきつくなることが考えられるでしょう。
歯周病は、3歳以上の犬の8割程度が発症しているとされています。放置しておくと、心臓、腎臓などの大事な臓器に影響を及ぼし、内臓疾患をが指摘されているため、放置せずに動物病院を受診しましょう。

病気に関連した臭い酸っぱい臭い
犬の腎臓や肝臓の調子が悪い場合には、口臭がアンモニアのようなにおいになります。
また、胃腸炎など、胃腸に異常がある場合も胃酸の分泌が多くなり、酸っぱいにおいになります。
内臓の病気が疑われることから、このようなにおいがした際もすぐに動物病院で診察を受けることをおすすめします。

犬の口臭がしたときの対処法とは

犬の口臭がした場合には、どのように対処すればよいのでしょうか。適切な対処ができるよう知っておきましょう。



歯磨きなどのデンタルケア
口臭が気になる場合にまず行いたいのが、デンタルケアです。
歯磨きはこまめに行い、口腔内を清潔に保ちましょう。
歯磨き以外にもは歯ブラシで行うのがベストですが、歯磨きシートや、指サックタイプのシート、デンタルケアの効果が期待できるおもちゃを活用するのもよいでしょう。
普段からデンタルケアをしているにも関わらず口臭がする場合には、犬の歯を乾いたタオルで拭いてみてください。
タオルが臭くなければ、胃腸から来るにおいの可能性が高くなります。

関連リンク: 【獣医師監修】犬の歯磨きの疑問を解決!頻度や方法、嫌がるときの対処法など一挙紹介

デンタルケアで改善されなければ病院へ
デンタルケアを行っても口臭が改善されなかった場合には、病気が隠れている可能性があります。
腎臓や肝臓に異常がある場合にはアンモニアのような口臭になります。
また、胃に異常があると胃酸の分泌が多くなるため、酢っぱい口臭になります。
胃腸炎などにかかり、腸内環境が悪化している可能性もあるでしょう。
口臭が続く場合には、早急に動物病院で診察を受けることをおすすめします。

犬の口臭の改善・予防方法とは?

犬の口臭を改善したり予防することは、ご自宅でも可能な場合があります。
具体的な改善、予防方法をご紹介します。

水分補給
口の中の水分が不足すると、食べかすが口内に残り、唾液が濃くなることで嫌なにおいを発生させます。
いつも新鮮な水が飲めるように、環境を整えましょう。
また、食後は口の中を洗い流すことで口臭予防が期待できます。

歯みがきの習慣化
口臭予防、改善の基本となるのが歯磨きです。
子犬のうちから歯磨きトレーニングをして、歯磨きを習慣化しましょう。
成犬になってしまっても、順を追って慣れさせていくことで、習慣化は可能です。
嫌がる場合には、歯磨きシートや歯磨き用おもちゃなどを活用して、少しずつ慣らしていきましょう。
口臭対策のスプレーも販売されており、口に直接吹きかけるものなど、さまざまな種類のデンタルケアグッズが販売されているので、愛犬の様子をみながら選んであげましょう。



関連リンク: 【獣医師監修】犬の歯磨きの疑問を解決!頻度や方法、嫌がるときの対処法など一挙紹介

病院で歯石除去施術をしてもらう
歯石や歯垢は、病院で取り除いてもらうこともできます。
動物病院により異なりますが、麻酔をかけて行うことがあります。
犬が暴れてしまう心配はないものの、麻酔によって体に負担がかかることも考えられます。老犬の場合には、体に負担のかかる麻酔をかけた歯石除去はできないこともあります。
動物病院での歯石除去施術は保険対象外となるため、8,000円〜15,000円ほどかかりますが、歯周病での治療であれば保険が適用されます。

適度な運動
運動不足も口臭の原因のひとつです。
代謝が滞ることで老廃物が体内に溜まり、口臭が強くなってしまうことがあります。
定期的に散歩に連れていき、飼い主とのスキンシップをとりながら、運動不足を解消しましょう。
自宅でのデンタルケアが期待できるボールなどを使用しながら遊ぶことなども有効です。
ストレス発散にもなりますので、適度な運動ができるよう環境を整えましょう。

愛犬の口臭軽減におすすめの”ドッグフード工房”のごはん



犬の口臭が気になる場合には、ドッグフードを変えてみることも口臭対策のひとつです。
ドッグフード工房のごはんは、新鮮で安全な天然食材を使用した無添加フードです。
さらに、天然食材のみを使用し、日本の総合栄養食の基準にも採用されているAAFCO(米国飼料検査官協会)の高い栄養基準をクリアしています。
生づくり製法という独自の作り方でつくった独特な粒を噛むことで歯垢の沈着を抑え、口臭の軽減が期待できるでしょう。
愛犬の口臭軽減におすすめのドッグフード工房のごはんをご紹介します。


馬肉シリーズ

馬肉 馬肉
馬肉は高タンパク・低カロリー、低脂肪でミネラルや繊維質も豊富で栄養価が抜群です。
>馬肉ラインナップを見る

鶏肉シリーズ

馬肉 馬肉
鶏肉は国産鶏肉を主原料とした低脂肪フードです。
どちらも合成添加物は一切使用していませんので、安心して与えることができます。
>鶏肉ラインナップを見る

小麦不使用シリーズ

馬肉 馬肉 馬肉
小麦が苦手な犬でも安心の、小麦不使用の鹿肉を使用したドッグフードです。
鹿肉は高タンパク、低カロリーそして低脂肪のフードとして注目されています。
ミネラル、アミノ酸、ビタミンB群が豊富なキヌアを使用し、白米に比べカルシウムは9倍、鉄分は5倍含まれています。
>小麦不使用ラインナップを見る

まとめ

犬の口臭についてご紹介しました。犬の口臭には普段の食事が関係していたり、病気が原因のものなど、さまざまなパターンが考えられます。
口臭の原因を探り、適切な対処を施すことが大切です。
もし心配な場合には、かかりつけの動物病院を受診することをおすすめします。
ドッグフードを変えることも、犬の口臭対策につながるでしょう。
品質の良いドッグフードを食べさせることで、口臭が改善されるケースもあるようです。もし、愛犬の口臭が気になる飼い主さんは、ドッグフード工房の高品質で安全なドッグフードを試してみてはいかがでしょうか。




▶ドッグフード工房公式サイト
Copyright © petfood kitchen co.,ltd. All Rights Reserved.